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モバイルバッテリーの発火・爆発事故に注意!安全な使い方とは

モバイルバッテリーは、現代のスマホ中心の生活に欠かせないアイテムであり、外出時には必携のアイテムです。

多くの人はモバイルバッテリーの事故がどれほど報告されているかを知らないかもしれません。最近では、これらの事故が増加しています。2019年に消費者庁が公開したデータによると、2015年から2019年の間に全体で162件の事故が報告され、そのうち39件が火災に至ったとのことです。

これらの事故件数は、調査開始の平成25年から年々増加しており、平成30年には事故件数が急激に増える傾向にあり、この問題は今後も続くと予想されます。

PSEマークとは

モバイルバッテリーの事故件数増加に伴い、2019年2月から電気用品安全法(PSE法)の規制対象となり、PSEマークのないモバイルバッテリーの販売が禁止されました。PSEは「Product Safety Electrical Appliance and Materials」の略で、電気用品安全法の安全基準を満たした電気製品にのみ与えられます。しかし、PSEマークがあるからといって絶対に安全であるわけではなく、誤った使用方法によっては大きな事故につながる可能性があるため、個々人の安全対策が非常に重要です。

モバイルバッテリーの爆発事故

モバイルバッテリーを過充電したり、衝撃を与えたりすると、爆発し大きな音がすることがあります。

事故を防ぐためには、適切な対策が必要ですが、多くの人が正しい対策方法を知らない可能性があります。以下に、モバイルバッテリー事故対策の基本的なポイントを紹介します。

### モバイルバッテリー事故の対策

効果的な対策として次の5つのポイントがあります。

1. 衝撃や圧力を加えず、高温の場所に放置しない。

2. 充電中は、燃えやすい物の近くに置かない。

3. 膨張、異臭、熱を感じたら、すぐに使用を中止する。

4. 破損や水濡れが発生した場合も使用を中止する。

5. 使用済みのバッテリーは適切にリサイクルする。

これらのポイントを守ることで、大きな事故を防ぐことが可能です。もし少しでも不具合があれば、すぐに新しいものに交換することをお勧めします。

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