iPhone8とiPhone7、見た目はほとんど変わらないし、何が違うのか分からないという方のために、iPhone8とiPhone7の違いについてご紹介します。
iPhone8とiPhone7の違いを徹底比較
まずは、iPhone8とiPhone7の違いを一目で分かるように表にしてみましたので、ご覧ください。
| 項目/機種 | iPhone8 | iPhone7 |
| — | — | — |
| 本体サイズ(高さ×横幅×厚さ) | 138.4mm×67.3mm×7.3mm | 138.3mm×67.1mm×7.1mm |
| 重さ | 約148g | 約138g |
| ディスプレイの大きさ | 4.7インチ | 4.7インチ |
| 背面パネル | ガラス素材 | アルミ素材 |
| SoC | A11 Bionic | A10 Bionic |
| RAM(メモリ) | 2GB | 2GB |
| ROM(ストレージ) | 64GB、256GB | 32GB、128GB、256GB |
| バッテリー容量 | 1,821mAh | 1,960mAh |
| アウトカメラ | 1,200万画素 | 1,200万画素 |
| インカメラ | 700万画素 | 700万画素 |
| 生体認証 | 指紋認証(Touch ID) | 指紋認証(Touch ID) |
| 防塵・防水 | IP67 | IP67 |
| Apple Pay | 対応 | 対応 |
| ワイヤレス充電(Qi対応) | 対応 | 非対応 |
| True Tone | 対応 | 非対応 |
表にして比べてみると、思っているより違いが少ないですね。
最新iPhoneと比べてみればその性能差は一目瞭然ですが、iPhone8とiPhone7の差はそれほど大きくありません。
ここからは、それぞれの違いを細かく見ていきましょう。
サイズの違い
表にある通り、iPhone8のサイズは138.4mm×67.3mm×7.3mm、iPhone7のサイズは138.3mm×67.1mm×7.1mmです。目視ではその差はほとんど感じられません。
ただし、スマホケースを購入する際には注意が必要です。iPhone7のスマホケースをiPhone8に使用することができるのか、またiPhone8のスマホケースをiPhone7に使用できるのか、といった質問をいただくことがありますが、どちらも可能です。
しかし、購入時には気をつけなければならない点があります。家電量販店やスマホショップ、ネットショップでiPhone8とiPhone7兼用のスマホケースを購入する際には、「iPhone7/8どちらにも対応可能」と記載されているスマホケースを購入するようにしてください。
最近では、iPhone8とiPhone7のどちらにも対応しているスマホケースが多いですが、中にはiPhone8専用、iPhone7専用と分けて販売されている場合もあります。購入の際には、しっかりiPhone8とiPhone7の両方に対応しているのか確認してください。
重さの違い
iPhone8の重さは約148g、iPhone7は約138gとおよそ10g異なります。これは背面パネルに使用されている素材がガラス素材かアルミ素材かの違いが大きく関係しています。
iPhone8シリーズより以前は背面パネルにアルミ素材を使用していましたが、iPhone8シリーズからは背面にガラスパネルが使用されるようになりました。この背面パネルの変更がiPhone8のワイヤレス充電を可能にしました。
SoCの違い
SoCとは、System-on-a-Chipの略称で、パソコンのCPUのようなものです。SoCはスマホやタブレット全体をコントロールします。
iPhone8で使用されているSoCはA11 Bionic、iPhone7はA10 Bionicです。A11 BionicはA10 Bionicよりもおよそ30%高速で機能すると言われています。つまり、iPhone8の方がiPhone7よりおよそ30%画面を素早く表示することができます。
メモリとストレージの違い
iPhone8とiPhone7のRAM(メモリ)はどちらも2GBで同じです。しかし、ROM(ストレージ)は、iPhone7では32GB、128GB、256GBの3つの選択肢がありましたが、iPhone8では64GB、256GBの2つしか選択肢がありません。iPhone8から32GBではストレージの容量が少なすぎると判断されるようになったようです。
カメラ性能の違い
iPhoneを購入する際に期待するのがカメラ機能ですよね。しかし、iPhone8とiPhone7のカメラ性能に大きな違いはありません。カメラ性能で悩む必要はないようです。
生体認証の違い
iPhone8、iPhone7どちらもTouch IDという指紋認証を使用しています。iPhone XシリーズやiPhone11シリーズではFace IDが使用されていますが、iPhone8、iPhone7シリーズではTouch IDを使用しています。
防塵・防水の違い
iPhone8、iPhone7どちらも防塵・防水機能はIP67となっています。IP67の具体的な機能レベルとしては、「内部に粉塵が侵入しない。一定の水圧で30分間水中に浸けても有害な影響がない」というものです。万が一水溜りに落としてしまっても問題ありません。
Apple Pay機能の違い
iPhone8とiPhone7、どちらもApple Pay機能の利用が可能です。Face ID搭載モデルとTouch ID搭載モデル(iPhone 5sを除く)はApple Pay機能の利用ができます。
ワイヤレス充電の違い
iPhone8から背面パネルにガラス素材が使用され始めたことにより、ワイヤレス充電が可能となりました。Qi対応と呼ばれるワイヤレス充電の機能は、背面素材を金属素材のアルミニウムからガラス素材に変えたことで実現しました。
True Toneの違い
iPhone8には搭載されていて、iPhone7には搭載されていない機能の一つがTrue Toneです。True Toneは周囲の光に合わせてディスプレイの色と明るさを調整し、画像をより自然に映し出す機能です。暗いところでスマホを使っていると突然明るくなったり、明るいところでスマホを使っていると突然暗くなるのはこのTrue Tone機能が作用したからです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ここ最近、iPhone8やiPhone7といった昔のモデルに機種変更をする方々が増えています。もちろん最新機種の方が高性能な部分もありますが、昔の機種には昔の機種の良いところがあります。
iPhone8とiPhone7、どちらに機種変更をしようか悩んでいる方や、現在iPhone7、iPhone8を使っていてその違いについて気になっていた方の参考になれば幸いです。
デザインケースでは、iPhoneの最新機種はもちろん、iPhone7、iPhone8など前モデルのオリジナルスマホケースも作成できますので、買い替えの際にはぜひご利用ください!