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スマホ・スマホケースの雑菌【実は汚い?】

スマホはトイレより汚い!なんて話を聞いたことがある人は多いと思いますが、実はこれ、スマホケースについても同じことが言えます。

いつも使っているスマホやスマホケースがトイレよりも汚いなんて考えたくもないですよね!しかし、この事実から目を背けるわけにもいきません。

今回はスマホ・スマホケースにまつわる雑菌についてご紹介します!

目次

スマホはトイレより汚い?

スマホがトイレより汚いという話は多くの方が耳にしたことがあると思います。試しに、お手元にあるスマホをよく見てみてください。iPhoneやAndroidのよくスクロールする部分やスマホの画面の端など、じっくり見てみてください。何だかトイレよりも汚いようには見えませんよね!

しかし、それでもスマホはトイレと同じかそれ以上に汚いと言われています。そんなわけないだろう!と思うかもしれませんが、こちらの記事をご覧ください。

→[細菌の量は便座の10倍…?「スマホ細菌」の危険性と除菌方法とは](#)

この記事では、サウジアラビアの大学が医学生のスマホを調査した結果と、エストニアの大学が高校生を対象にスマホの細菌について調査した結果が紹介されています。その結果、エストニアの大学の調査では、17,000個もの雑菌がスマホに付いていることが判明しました。これは便座についている雑菌の数のおよそ10倍だと言われています。

このように一見汚く見えないスマホですが、実は多くの雑菌が付いています。しかし、そのほとんどは常在菌と呼ばれる菌であり、日常生活の中で触れるテーブルや椅子などにも付いている無害な菌だと言われています。ただし、スマホにはインフルエンザウイルスやノロウイルスなどの有害な菌が付いていることもあるので注意が必要です。

スマホケースは汚い?

スマホが汚いということはわかりましたが、スマホケースはどうなのでしょうか?スマホケースもスマホ同様に汚いと考えられます。スマホケースは毎日いろいろな場所に持ち運ばれ、さまざまな物と触れ合います。

スマホケースとカビに関する興味深い記事を見つけたので、ぜひこちらもご覧ください。

→[約4割の人の「スマホケース」にカビが発生…人体の影響は? 専門家に聞いてみた](#)

この記事では、専門家がスマホケースにどれだけカビが生えているかの実験結果が紹介されています。最も少ない場合で100個未満、最も多い場合にはなんと56万個のカビが発見されたそうです!56万個のカビ…今使っているスマホケースに56万個のカビが生えているなんて考えたくもないですよね。

スマホ・スマホケースに菌が付く原因

スマホやスマホケースに菌がたくさん付いていると言っても、一体どこでこんなに多くの菌が付くのか気になりますよね!スマホやスマホケースに菌が付く理由について調べてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

1. 手との接触

   人間の手にはさまざまな雑菌が付いています。部屋やトイレのドアノブ、駅やショッピングセンターの手すりなど、さまざまな人が触れる場所には雑菌が多く存在します。その雑菌が手に移り、そのままスマホを使用することでスマホやスマホケースに雑菌が付くと考えられます。

2. 飛沫

   人混みでスマホを使用する際や、喋りながらスマホを使用する際などに、自分や他の人の口から飛沫が飛んでスマホやスマホケースに菌が移ることも原因の一つです。

3. 地面や床との接触

   スマホが地面や床と接触することも菌が付く原因の一つと考えられます。これは屋外に限らず屋内でも同様です。電車やオフィス、学校など、多くの人が行き来する場所の床には多くの菌が存在します。花王株式会社が家庭のほこりについて調査した結果、ほこり1gの中には約10万個の菌と約6万個のカビが存在することがわかりました。また、床からは大腸菌群も多数発見されたそうです。

スマホの除菌方法について

スマホやスマホケースに雑菌が多く存在することはわかりましたが、ここからはスマホの除菌方法についてご紹介します。

1. スマホクリーナーで拭く

   スマホクリーナーで拭くだけでもスマホに付いた雑菌は減ると言われています。スマホを傷つける心配がなく、費用も安く済ませられるのでおすすめです。ティッシュで除菌を試みる方もいますが、細かい繊維や塵が付着したり、皮脂などを引き延ばしてしまうのでおすすめではありません。

2. 除菌シートなどを使用する

   アルコール含有の除菌シートでスマホを拭くことは、以前は画面上のコーティングを剥がしてしまうことなどが理由で推奨されていませんでした。しかし、Appleをはじめとするいくつかのメーカーでは特定の条件下での使用を認めています。

   AppleがおすすめするiPhoneの除菌方法は、70%のイソプロピルアルコール含有ワイプやクロロックス除菌ワイプを使用して、外表面を優しく拭き取ることです。強くゴシゴシ擦るとiPhoneの劣化につながる恐れがあるため、優しく拭き取ってください。漂白剤の使用は禁止されており、ケーブル接続部分などの開口部に湿気や水分が入らないように注意が必要です。iPhoneは防水機能付きですが、洗剤の中にiPhoneを浸すこともNGです。

3. 除菌ボックスに入れる

   クリーナーだけでは落とせない菌や、もっとしっかり除菌したい方には除菌ボックスがおすすめです。除菌ボックスはAmazonや楽天などで購入できます。「スマホ用UVサニタイザー」と検索するとスマホ用の除菌ボックスが出てくるので、気になる方はぜひ調べてみてください。

スマホケースの除菌・お手入れ方法について

ここからはスマホケースの除菌方法についてご紹介します。スマホケースの除菌には、それぞれの素材に合った方法が必要です。スマホケースをお手入れする際は必ずスマホから外して行い、除菌・お手入れの後は十分に乾かしてから装着してください。

1. ハードケースのお手入れ方法

   乾いた布で拭き、中性洗剤を含ませた布で全体を軽く擦ります。ハードケースに使用されているポリカーボネートは薬品耐性に優れていないため、アルコールやシンナーの使用はおすすめできません。

2. ソフトケースのお手入れ方法

   乾いた布で拭き、中性洗剤を含ませた布で全体を軽く擦ります。ソフトケースはTPU素材が使用されており、紫外線に長時間さらされることで黄ばむことがありますが、漂白剤などを使用しても落とすことはできません。ソフトケースも薬品耐性に優れていないため、アルコールやシンナーの使用はおすすめできません。

3. 手帳型ケースのお手入れ方法

   基本的に乾拭きです。革素材は水分に弱いため、水分を含んだ洗剤の使用はおすすめできません。乾拭きで落ちない黒ずみなどは消しゴムで擦ることで落ちます。その後、革用の保湿クリームを薄く布に

付けて拭くことをおすすめします。

どのスマホケースでも使える除菌方法として、乾いた布で優しく拭くことが挙げられます。シンプルですが、継続して行うことで除菌効果は高まりますので、清潔感を保つためにぜひ続けてみてください。

まとめ

いかがでしたか?スマホだけでなく、スマホケースにもたくさん菌が付いています。ほとんどは健康に害を及ぼさない菌ですが、中には害のある菌も存在します。定期的にスマホやスマホケースを除菌することやトイレなどで使用しないことを心がけることで、清潔感を保つことができます。気になる方はぜひ除菌方法を実践してみてください。

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