今回は、iPhoneを使用していると画面が勝手に暗くなる（明るくなる）現象の原因と解決方法についてご紹介します。
なぜ画面が暗くなるのか？
iPhoneの画面が突然暗くなる場合、考えられる原因は3つあります。
明るさ自動調整機能が原因
iPhoneを操作している時に突然暗くなる原因のほとんどは”明るさ自動調整機能”によるものです。この機能は、iPhoneを使用する環境に合わせて明るさを調整しますが、環境が変化すると過剰に反応して明るくなったり暗くなったりすることがあります。また、明るさが変わらない場所でも誤作動で画面が明るくなったり暗くなったりすることがあります。この機能がオンになっていることが原因であることが多いので注意しましょう。
※自動ロック機能を30秒から変更できない場合、後述する低電力モードが原因の可能性があります。解除方法についても後で詳しくご紹介します。
自動ロック機能が原因
iPhoneを操作しないで少し放置すると画面が暗くなることがあります。これはスリープ状態と呼ばれ、”自動ロック機能”が原因です。この機能は、一定時間操作がないと自動でロックがかかるようになっており、初期設定では1分間操作しない状態が続くとロックがかかります。操作しないで一定時間が経過すると画面が暗くなり始めるのはこの機能のためです。
※YouTubeやAmazon Prime、Netflixなどで動画を観ている際には自動ロックは掛かりません。動画視聴中に画面が暗くなる場合は、明るさ自動調整機能か低電力モードが原因です。
省エネモード/低電力モードが原因
画面が暗くなるもう一つの原因は、省エネモード/低電力モードの設定です。これをオンにすると、バッテリーの消費を抑えるために画面の明るさが自動で調整されます。暗くなったと感じた時は、低電力モードが作動しているかもしれません。
解決方法
明るさ自動調整機能が原因の場合
明るさ自動調整機能をオフにすることで、画面が勝手に暗くなるのを防げます。
1. ホーム画面から「設定」を開く
2. 「画面表示と明るさ」を開く
3. 「自動」の設定をオフにする
この3ステップで簡単に自動調整機能をオフにできます。画面が突然暗くなった場合、まずこの機能を確認してください。
自動ロック機能が原因の場合
自動ロック機能が原因の場合は、設定時間を変更することをおすすめします。
1. ホーム画面から「設定」を開く
2. 「画面表示と明るさ」を開く
3. 「自動ロック」から時間を設定
iPhoneでは、自動ロックまでの時間を30秒、1分、2分、3分、4分、5分から選べます。30秒が短いと感じる方は1分、1分が短いと感じる方は2分を選ぶと良いでしょう。使用場面によって適宜設定を変えると、画面が勝手に暗くなるのを防げます。
省エネモード/低電力モードが原因の場合
省エネモード/低電力モードが原因で画面が暗くなる場合は、設定をオフにすることで解決します。
1. ホーム画面から「設定」を開く
2. 「バッテリー」を開く
3. 「低電力モード」をオフにする
これだけです！状況に応じて低電力モードを使い分けることをおすすめします。
画面の明るさが直らない場合
上記の方法を試しても画面の明るさが勝手に変わる場合、故障かiPhoneが高温になっていることが原因と考えられます。iPhoneが熱くなっている場合は、熱が取れるまで使用を控えましょう。その他の機能が正常に作動している場合は、iPhone本体の故障かもしれませんので、修理業者に相談することをおすすめします。
まとめ
iPhoneやiPadの画面が突然暗くなったり明るくなったりする原因として考えられるのは以下の3つです。
– 明るさ自動調整機能
– 自動ロック機能
– 省エネモード/低電力モード
これらの設定をオフにすることで、画面が勝手に明るくなったり暗くなったりするのを防げます。これらの方法を試しても効果がなかった場合、iPhoneに熱がこもって機能が制限されているか、iPhone本体が故障している可能性があります。熱がこもっている場合は放熱しやすいようにスマホケースを外してしばらく放置しましょう。故障が考えられる場合は、修理業者に相談するかお近くのスマホショップに相談してください。
